既存環境設定のリファクタリングをちょくちょく行なっている。先日公開された継続的Webサービス改善ガイドの第4章 インフラ構成管理の改善~実サービスでの歴史から学ぶ,段階的な負債返済にも記した通りだが、これは"すべてをバージョン管理下に"、"システム構成管理ツールの導入"を経てしばらく運用に乗せてきた今だから出来るところもあるので色々と感慨深いし、きちんとそのスタイルを続けてこれているなと実感している。特に"バージョン管理〜"の「① OSレイヤ,セキュリティ周り」はメンテ出来てるつもりでも長く運用していると冗長な書き方が増えてきたり、意味の重複や無駄・逆に設定の漏れが出てくるので適宜見直す必要はあって、例えばtcp_wrapper (/etc/hosts.{allow,deny}) では共通の設定をincludeする形にして(前ブログにも書いた)まとめるといったことでもシンプルに出来る。まあ今日はそれやってたんだけど。いくつか不要な設定をあぶり出すことも出来たんで効果有り。